平成27年3月7日、山形市の保健センター大会議室(霞城セントラル3階)にて「平成26年度徳洲会東北ブロック看護・介護研究発表会」が開催。
山形県立保健医療大学看護学科の後藤順子教授を講師に迎え、発表された演題は病院9題、介護老人保健施設8題、訪問看護ステーション1題、グループホーム1題の計19題。当院からは透析室「透析患者の下肢の現状〜下肢観察シートの作成の試みから〜」と3階病棟「活気のある生活を〜レクリエーションの導入と心身の変化〜」の2題を発表しました。
研究テーマは、職員の負担を軽減する作業姿勢や看護実習生のストレス軽減に向けた介入、利用者の学習療法など様々で、質疑応答では参加者から鋭い意見や質問が出ました。
後藤教授からは個別の講評とともに、総評として①「研究は看護や介護ケアを見直す機会になるとともに、自分達が実行しているケアの根拠を示す」、②「研究期間が終了したら、ケアの実践も終了するのではなく、研究結果を生かして実践を継続する」、③「100%うまくできたと思える研究はむしろ危険、課題を次の研究に活かしましょう」と、3つのアドバイスをいただきました。