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回復期リハビリテーション病棟開設のご案内

平成23年7月1日(金)

平成23年7月1日より、新庄最上地域で初めての回復期リハビリテーション病棟を開設いたしました。

(ごあいさつ)

院長
笹壁 弘嗣

 本年7月1日をもちまして回復期リハビリテーション病棟を開設しました。これは脳血管疾患や骨折の治療後に寝たきりにならないようにし、日常生活動作を向上させて家庭や社会への復帰を支援するものです。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・社会福祉士・介護福祉士などが協力してプログラムを作成し、一つの病棟内で生活しながらリハビリを行います。
 よりよい生活を送るために、近年リハビリテーションはますます重要になってきました。高齢者比率が増加し、国の政策としても在宅医療が推進されている中、新庄最上地域で初めての回復期リハビリテーション病棟を持つことになった意義は大きいと思います。全国66ヵ所に病院を持つ徳洲会グループの強みを生かし、周辺の病院・診療所・施設と連携して、これまで以上に地域に貢献できるものと確信しています。

6階 回復期リハビリテーション病棟
看護師長
早瀬 明美

 回復期リハビリテーション病棟は、皆様がご自身で選んだ場所(自宅や施設など)で生活を始めるための準備の場所です。退院してからの「仕切り直した生活」を始める時に、できるだけ困らないようにする事が目的の一つです。入院での集中リハビリで機能・能力が向上する時期は、病気やけがの発症からの期間が短い程、効果があるといわれています。生活のために使える方法を新たに見つけて、今の状態でやって行けるとういう自信ができた時に、初めてこの大変な病気を受け入れられると思っています。
 私たちは、現実を感じるこの時期の辛さを理解しつつ、皆様の希望や目標を前提とした、「具体的になりたい姿」を目標に、主役である皆様へサポーターとして看護・介護を提供します。

リハビリテーション科
責任者
佐藤 静子

 当リハビリテーション科は、理学療法士10名、作業療法士10名、言語聴覚士3名、助手2名の総勢25名がおり、患者さんの個別性を尊重しながら心身の早期回復を目指し、それぞれ専門的な治療を行っております。
 今回開設する回復期病棟には理学療法士2名、作業療法士1名を専従配置し、そのスタッフを中心に多くの専門職種とチームを組み一丸となって患者さんやご家族の希望する生活が実現できるよう支えていきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

(回復期リハビリテーション病棟の特徴)

 脳血管障害による後遺症を持った患者さんや肺炎などの治療により体力が低下した患者さんなどに対して、集中的にリハビリテーションを行う病棟です。療法士による個別訓練のみならず、退院後の生活を想定しながら病棟のスタッフ全てが関わりを持ってリハビリテーションのお手伝いをさせていただきます。
 なお、疾患によって入院できる期間が定められているため、期間内に原則退院となります。そのため、土・日・祝日もリハビリテーションを実施し、より早期に自宅退院が可能となるよう援助いたします。